【小田急多摩センター】毎日楽しく暮らせる、多摩ニュータウンの中心地

小田急多摩線の「小田急多摩センター」は、八王子市・町田市・多摩市・稲城市の4市にわたって、良好な居住環境をつくるために整備された「多摩ニュータウン」の拠点となっている駅です。

目次
  1. 【小田急多摩センターの基本情報】
  2. 3路線が利用可能。通勤時間には始発電車も
  3. 食料品から衣料品まで。幅広い日用品がそろう駅前
  4. 休日も近場で大満足!遊べるスポットの宝庫
  5. 「緑が多く過ごしやすい環境で、都心へのアクセスも良いんです」
  6. 緑の中に、暮らしの楽しみが散りばめられた街
記事カテゴリ 首都圏 東京市部
2022.07.15

小田急多摩線の「小田急多摩センター」は、八王子市・町田市・多摩市・稲城市の4市にわたって、良好な居住環境をつくるために整備された「多摩ニュータウン」の拠点となっている駅です。

駅近くには暮らしに便利なショッピング施設が充実しているほか、大型のレジャー施設や自然に触れられる大型公園などがあり、現在も「多摩中央公園」を中心に再整備が進められています。

そんなニュータウンの中心地、多摩センターでの暮らしを想像しながら街を歩いてみました。

【小田急多摩センターの基本情報】

駅名:小田急多摩線「小田急多摩センター」駅
ランドマーク:多摩中央公園、サンリオピューロランド

■3路線が利用可能。通勤時間には始発電車も

小田急多摩線「小田急多摩センター」は、快速急行や急行・通勤急行・各駅停車の停車駅。新宿駅まで最短で約30分、渋谷駅までは約37分と、東京郊外に位置しながらも都心へのアクセスが便利です。

通勤時間帯の6~8時台には始発電車も数本出ているので、通勤時のストレスも軽減。さらに京王線・多摩モノレールの駅と隣接しているため、併せて3路線を利用できます。

電車だけではなく、駅前には広々としたバスターミナルも備わっています。バスに乗れば大学や市役所、病院などにもダイレクトにアクセスできるので、市内の移動もらくちん。

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■食料品から衣料品まで。幅広い日用品がそろう駅前

小田急多摩センターはニュータウンというだけあり、駅周辺には多くのスーパーや商業施設がそろっています。駅直結の「小田急マルシェ多摩センター」には、輸入食材を扱う「成城石井 多摩センター店」や数種類の飲食店、惣菜店などがあり、仕事帰りのお買い物に最適です。

ほかにも駅前には、野菜や肉、生鮮食品などをリーズナブルに購入できる「ファーマーズマーケット千歳屋」「イトーヨーカドー 多摩センター店」など、日常使いに便利なスーパーがそろっています。地域密着型・高級ラインと何種類かのスーパーがあるため、使い分けできるのも日々の楽しみになりそう!

さらに、駅から徒歩圏内にはインテリア・本屋・フードコートなどが入ったショッピングモール「ココリア多摩センター」「クロスガーデン多摩」など大型の商業施設もあるため、食料品に限らず、日用品を幅広くそろえられます。

また、駅から徒歩2分の場所には、12歳未満のお子さんと保護者の方が利用できる子ども専用図書館「多摩児童図書館 タマキッズライブラリー」もありました。駅近くなので用事のついでに立ち寄れて、お子さんが読書をする機会が増えそうですね。

■休日も近場で大満足!遊べるスポットの宝庫

▲大通りには、見渡す限りの街路樹が彩りを与える

今度は駅前から少し離れ、駅から文化施設「パルテノン多摩」へと続く「パルテノン大通り」を歩いてみることにしました。

「パルテノン大通り」には、大型のショッピング施設や飲食店が立ち並んでいるため、散歩をしつつショッピングを満喫できます。冬になると大通り一帯を美しいイルミネーションが彩り、季節ごとの景色も楽しめます。

大通りには、街を代表するレジャースポット「サンリオピューロランド」の姿も。子どもから大人まで愛されるサンリオキャラクターに会える施設は、休日のお出かけにもぴったりです。

さらに進んで行くと、通りの名前の由来にもなっている、多摩市の文化の拠点施設「パルテノン多摩」がありました。コンサートや演劇・企画展など多彩な催しを行っています。2022年春まで大規模工事のため休館していましたが、リニューアル後は、さらに魅力ある施設へと生まれ変わりました。

「パルテノン多摩」の脇の通りを道なりに進むと、街のシンボル的存在である「多摩中央公園」にたどり着きます。広々とした敷地には大きな池や噴水、芝生の広場があり、子どもの遊び場やペットの散歩場所として、市民の憩いの場となっています。

駅からそう歩かずとも、四季折々の自然が楽しめるのはうれしいところ。ショッピングやレジャー施設もありながら、自然豊かな公園など多彩なスポットが充実しているのは、暮らしの楽しさをぐんと格上げしてくれそうです。

歩いていたらお腹が空いてきたので、駅からバスで約10分の丘の上にあるレストラン「フロリコ食堂」でランチタイムに。「フロリコ食堂」は、働くことに意欲的な障がいのある方々に社会参加の場を提供し、自立への支援を行っている東京グリーンシステムズ株式会社が運営するレストランです。店内の大きな窓から、多摩市のパノラマビューを楽しめます。よく晴れた日には、富士山も顔をのぞかせるそうですよ。

▲ランチには、サラダの小鉢とパンまたはライスもセットに

お店の自慢は、自社産野菜を使用したストウブ料理。この日は「カジキマグロのトマトソース煮」(900円)を注文しました。肉厚でジューシーなカジキマグロに、味わい深いトマトソースがよく絡み、付け合わせの野菜もホクホク。満足感たっぷりの一皿でした!

また、隣接している「丘の上の売店」では、自社農園から採れたばかりの新鮮な野菜や焼き立てパンも販売されています。食卓を彩ってくれるお土産も素敵。

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■「緑が多く過ごしやすい環境で、都心へのアクセスも良いんです」

最後に、駅のほど近くにあるベーグル専門店「AFFIDAMENTO BAGEL(アフィダメントベーグル)」へ。この地域に長く住まれているという店長の遠山(とおやま)さんに、暮らしの魅力をお聞きして来ました。

(以下インタビュー。「 」内は遠山さんのコメント)

―――遠山さんは、多摩センター周辺に長く住まれているそうですね。
「はい。この地域で生まれ育ち、多摩センター歴は約20年です。もともとは隣駅の永山駅の近くでベーグル専門店をオープンしたのですが、運営元の本社移転に伴い多摩センターにお店も移転しました。路面店からイートインできる広いお店になり、ご来店いただいた住人の方に、ゆっくりとお過ごしいただいています」

▲「ココロとカラダに嬉しい」食を広めたいという想いで、天然酵母・北海道小麦100%使用のベーグルを販売

―――多摩センターのどんなところに住み心地の良さを感じますか?
「駅から“歩車分離”になっているので、駅前で買い物をしたあとは自宅まで車を気にせず歩くことができます。こうした環境は、子育てをされている方にも安心なのではないでしょうか。また、緑が多い街並みも魅力的です。川沿いの桜や紅葉など、季節によって変化する表情を楽しめますよ。そして多摩センターといえば『多摩中央公園』! 休日になると、簡易テントを広げて親子で楽しまれている光景が印象的です」

―――多摩センターには、子育て中の方も多そうですね。
「そうですね。お店にも、小さなお子さまのいる家族連れの方が多くご来店されますよ。親子向けのベーグルワークショップを開催すると、いつも満席になるほどです! また、ランニングサークルの方々がお店を目指して走ってきてくださったり、地域のお祭りが季節ごとにあったりと、地域内での繋がりも多いのではないかと思います」

―――多摩センターの最も魅力に感じるところはどこですか?
「緑が多く過ごしやすい環境でありつつも、都心へのアクセスが良いところです。小田急線・京王線を使えば新宿に1本でアクセスできるので、都心への通勤や通学、おでかけにも便利だと思います」

■緑の中に、暮らしの楽しみが散りばめられた街

▲街のいたるところで優しい緑が視界に入ってくる

「小田急多摩センター」は、さすがニュータウンの中心地というだけあって、駅周辺にさまざまなジャンルのスポットがありました。暮らしの中に楽しみがたくさん散りばめられているのは魅力的ですよね。

また、街の中に緑が多いのも印象に残っています。都心からのアクセスの良さを確保しつつ、心地よい暮らしを実現できそうです。これからも再整備が続くこのエリア。どんな街になっていくのか、将来も楽しみです!

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稲垣恵美(いながき えみ)

北海道で出版社に勤務したあと上京。好きな街は、下町の人情があるところと、憩いの場所があるところ。素敵な街をみなさんに共有したいお散歩ライター。
Twitter:https://twitter.com/emily83601992