Column / 2019 05,24

【住吉御影】利便性・静けさ・自然・娯楽―暮らしに求めるすべてが揃う「すみよい」街

倉本祐美加

IT企業でインサイドセールスを行う傍らブログ記事や事例の執筆を行い、2016年11月ライターとして独立。大学時代は100人以上の友人のインタビュー記事を制作。現在は、企業様の導入事例・オウンドメディア等に掲載する記事をメインに取材・執筆している。
Twitter:https://twitter.com/aoitorisorae (@aoitorisorae)
ブログ:http://mott-izm.hatenablog.com/

大学時代に兵庫県内に住んでいた私は、三ノ宮へと向かう途中に何回も住吉付近を電車で通過していた。
でも、住吉駅で降りたことはついぞなかった。
だから、住吉が兵庫のどの辺りにあるのかを大人になっても、よくわかっていなかった。

そんな“住吉にピンときていない”私が住吉を取材することが決まった。
そこで、とにもかくにも「まずは情報収集を……」と、Google Mapを眺めた。
すると、住吉駅の東側に住吉川という大きな川が流れていることを知った。

海が見える田舎町で生まれ育ったためか、昔から水辺が好きで、水辺に行くととても落ち着く。
最初はまったくピンと来なかったものの、がぜんこの街に興味が湧いてきた。

住吉とは、どんな街なのか?
実際に街を訪れてみた。

住吉の基本情報

駅名:JR住吉駅
乗換えできる路線:JR西日本東海道本線・神戸新交通六甲アイランド線
ランドマーク:本住吉神社、住吉川

三ノ宮へも梅田へもアクセス良し。駅前で何でも揃う街

住吉は神戸市東灘区に位置する街。
電車で三ノ宮まで10分、大阪・梅田まで20分という、アクセスの良さが特徴のひとつ。
「六甲ライナー」を利用すれば、自然豊かな六甲アイランド方面へも短時間で移動できる。

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▲住吉川と同じ南北の方向に六甲ライナーが走る

駅前には買い物に便利な施設もある。
駅直結の商業施設「Liv(リブ)」には、スーパーマーケット・書店・衣料品店などが入っており、「日用品の買い物」はここだけで揃う。

▲住吉駅の商業施設LiVで日用品の買い物はバッチリ

また、住吉駅直結なので雨の日も安心。
カフェも複数入っていて、店内には子どもを連れたお母さんの姿がチラホラ。
「Liv(リブ)」は、買い物帰り・仕事帰りの「憩いの場」として、住民の方々に親しまれている。

駅チカであらゆる「手続き」が完了!中枢機能が密集する便利な街

▲駅の東側の景観。国道2号線は見通しの良い4車線

駅から東側に出ると、道沿いには大きな建物が。
これらの建物は、東灘区役所・郵便局・区民センター・生活文化センターなど、市民生活を支える中枢施設。住吉駅の東側、徒歩数分の範囲内にこれらの施設が密集している。

▲東灘区役所、灘郵便局の外観

これまで何度か引っ越しをしてきたが、どの街も手続きをするたびに遠くにある区役所まで足を運ばなければならなかった。駅のそばにあるこれらの建物を見ながら「手続きが必要なときや荷物を送るときに便利だなあ」としみじみ感じた。

▲生活文化センターの広場

また、どの建物の周りにも、ベンチ・広場など「ゆったりと過ごすため」の設備が置かれている。
「便利」なだけでなく、「より快適に過ごす」ための設備が充実しているのもポイントだ。

▲図書館では絵本の読み聞かせ会や季節のイベントなどもおこなわれる

こちらの美しい外観の建物は図書館。
区役所・郵便局などから徒歩約3分のエリアにある。

子どもからおじいちゃんまでさまざまな世代が出入りしており、なんとも和やかな雰囲気。
「こんなにオシャレで開放感のある図書館があるのか……」と、この街のポテンシャルの高さに驚かされた。

住吉に到着して約15分、駅から東側のエリアを散策してみた。
すでに「ここに住めたら幸せだろうなあ」と感じている自分がいる。
たった数十分で単純すぎるかもしれないが、住吉はそれほど直感的に住みやすさを感じる街なのだ。

▲国道2号線の近くには、病院もありいざというときに安心

都市に彩りを添える「自然」と「文化」

駅周辺の利便性や機能性だけでなく、住吉には自然や情緒もたっぷりある。
その象徴的な存在が、大通りのすぐ近くに流れる「住吉川」。

「住吉川」は、毎年6月上旬〜中旬にかけて「蛍が見える」と人気のスポット。
ランニングやウォーキングも楽しむことができ、一人でもカップルでもファミリーでも楽しめる。

穏やかな川のせせらぎを聞いていると、悩みがちっぽけなことに思えたり、忙しい日々の中でもふと立ち止まることができたり、気分のスイッチを切り替えることができる。
「もし住吉に住んだら、たびたびここに足を運ぶのだろうな」などと、この街での暮らしを妄想しながら住吉川を後にした。

続いて、駅から南へ歩くと突き当たる「住吉公園」へ。
この公園は、広場・遊具・グラウンド・テニスコートが揃っており、スポーツを楽しむ方やファミリーで賑わう住民の憩いの場。自然も豊かで、ピクニックなども楽しめそうだ。

▲遊具・グラウンド・テニスコート。さまざまなスポーツが楽しめる設備が整う

また、「住吉公園」には幼稚園が隣接している。幼稚園の近くを通りがかったとき、公園を散歩中のおじいさんと園児たちが楽しそうに会話している姿を見かけた。「どんな世代も安心して暮らせる安心感」そんな、この街の懐の深さを感じさせる光景だった。

住吉公園を後にして駅の方へ歩いていると、今度は大きな神社が。
この神社は、本居宣長が「古事記伝」の中で言及したと言われる「本住吉神社」。

▲立派な本殿
▲だんじり祭りの際は、境内が多くのだんじりと担ぎ手で賑わう

住吉では毎年5月にだんじり祭りがおこなわれ、「本住吉神社」には7台の地車(だんじり)が奉納されるらしい。ちなみに、住吉のだんじりは岸和田などでおこなわれる街中を走り回るものではなく、ゆっくりと練り歩くスタイル。見学にでかけても、ゆっくりと楽しむことができそうだ。

お隣の御影エリアにも、自然と情緒を感じられるスポットが。
このエリアにある「弓弦羽(ゆづるは)神社」は、「自身の名前と似ているから」という理由で、かつてフィギュアスケートの羽生結弦選手が参拝したことも。

「弓弦羽神社」は住宅街に佇んでおり、「厄除開運・家内安全・交通安全守護・諸願成就」のお宮として、古くから近隣住民に親しまれているそう。この日もお散歩がてら参拝し、境内を散策する方の姿が見られた。

また、「弓弦羽神社」の近くには、樹木に囲まれた「雨ノ神公園」も。
広場では、楽しそうに走りまわる子どもやベンチに座ってランチを楽しむ方など、それぞれが思い思いの時間を過ごしていた。

住吉・御影エリアは、どこに住んでも近場で「自然」や「文化」を感じられる。
ホッと一息つけるスポットに手軽に訪れられるのは、この町に住む魅力のひとつだ。

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人と人のつながりが垣間見える「ありまみち商店街」

続いて、住吉駅の北側へ。
駅前のターミナルを北側に抜けると、「ありまみち商店街」が見えてくる。
この通りは、兵庫の名湯「有馬温泉」に向かうために作られた道で、現在は商店街として多くの住民に親しまれている。

▲道の両端にはたくさんのお店が並ぶ
▲標識と老舗のパン屋さん。パン屋さんは惣菜パンの種類がたいへん豊富なことで有名。

昔ながらのお肉屋さん・パン屋さん・雑貨屋さんなどが立ち並び、どこか懐かしさを感じる。
さまざまなお店がある中、特によく見かけるのが美容室や整骨院。
これだけあれば、自分に合ったお店を見つけやすく、髪や身体のメンテナンスもバッチリできそうだ。

また、この商店街にはさまざまな飲食店も揃っている。
ちょうどお腹が空いてきたタイミングだったので、「イロドリカフェ」というお店に入ってみることに。

▲「イロドリカフェ」の外観
▲「イロドリカフェ」の内観。「100万回生きたねこ」の絵本や猫の写真集も飾られていた

室内は、オレンジ色の照明が心地よい、優しい空間。
さまざまなデザインの椅子が置かれており、店主のこだわりを感じられた。
席に座り、お昼の定番メニュー「イロドリ定食」を注文。

▲ごはんの上には梅干しが。ほどよい酸味が食欲を掻き立てる

「イロドリ定食」には、十六殻米のごはん・汁物・お惣菜・メイン料理が付いている。
この日のメインは豚の生姜焼き。
お肉は大きく食べ応えがあって、ごはんとの相性バツグン。
小鉢のチヂミも良いアクセントになっており、あっという間に食べきってしまった。

食後の満足感に包まれながらまったりしていると、お客さんが次から次へとやってくる。
おそらく近所の方たちだろう。
子ども・お母さん・おばあさんなど、年代もさまざまだ。

ある女性のお客さんは常連のようで、「友達との待ち合わせまで少しだけ時間があるから、ちょっと寄らせてもらっていい?」と店主さんに話しかける。
その問いかけに「もちろん!そこに座ってていいよ」と、気軽に応じる店主さん。
お二人の慣れたやりとりに、この地域の人と人のつながりを垣間見たような気がした。

「常連になってしまうほど居心地のいい飲食店がたくさんありますよ」

生活に便利な施設・豊かな自然や歴史・人と人のつながり――
実際にこの街に暮らす方々は、そんなこの街の魅力をどのように捉えているのだろう。

“住吉歴”14年、芦屋・打出駅近くにある釜焼きピザが名物のイタリアンレストラン「イル サッチアーレ」のシェフ「薩摩俊之」さんに、住吉の魅力について聞いてみた。

(以下、インタビュー。「」内は薩摩さん)

――ストレートに聞きます。住吉って住みやすいですか?
「日用品の買い物は駅前で済ませられるし、駅の近くに市役所や郵便局があるので便利だし、大きな道路があるわりに静かだし、住みやすい街だと思いますよ。下町というわけではないけれど、上品すぎず肩肘張らずに過ごせるのも好きなところです。4歳と2歳の甥っ子と姪っ子を連れて遊びに行ける公園も近くにあるので、よく利用していますね。アクセスも良く、六甲ライナーに乗れば自然が豊富な六甲アイランド、JRなら三ノ宮や梅田へもすぐに出られます。大人から子どもまで、あらゆる世代が心地よく過ごせる街だと思います。」

――薩摩さんがおすすめする、住吉の楽しみ方を教えてください。
「飲み歩きが住吉を楽しむのに良いかもしれません。カジュアルイタリアン・居酒屋・ショットバーなど、個人で経営されている飲食店が多いんですが、オーナーさんやスタッフさんはみんなカジュアルで接しやすいんです。最初は常連さんが多くてちょっと入りづらいかもしれないけれど、何度か通っているうちに打ち解けて、自分も常連になってしまうはず。お酒好きの方、グルメ好きの方は開拓すると面白いだろうし、知り合いがいない状態で住吉にやってきても、気が付いたらたくさん友達ができていると思います(笑)。一人でお店を開拓して、良い店を見つけたら次はファミリーで、っていうのも良いかもしれません。」

――住吉に住むのに向いているのは、どんな人だと思いますか?
「住吉の人って、人との距離感の取り方が絶妙というか、付かず離れずいい距離感を保てる人が多い気がします。新しい人を受け入れる土壌も広くて、今もどんどん新しいマンションが建てられて賑わってきているので、これからさらに住みやすくなるはず。一方で、だんじり祭りが開かれたり、公園で地域のお祭りがあったり、イベントごとも多くて活気があります。一人暮らしの方はもちろん、ファミリーにもぴったりな街だと思います。」

暮らしに求めるすべてが揃う「すみよい街」

取材を終え、住吉に対して「恐れ入りました」と言いたくなった。
事前に想像していた何倍も、住みやすい街だと感じたからだ。

「あらゆる中枢機能が駅前に揃う利便性の高さ」
「河川・公園・神社など、豊かな自然と歴史の深さ」
「人と人のつながりが残る、安心感と居心地の良さ」
この街には、暮らしに求めるすべてが揃っている。

ときどき友人から「関西へ転勤になったんだけど、どこに住めばいい?」なんて聞かれることがある。
もし今度聞かれたら、迷わず住吉の名前を挙げてしまうだろう。
そのくらい、住吉は本当に”すみよい街”だった。

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