土地を早く売却する方法4選!売れにくい場合の対策も解説

土地を早く売りたい場合、事前準備や相場の把握などが必要です。より早く・より高く売るためには、自身の状況に合わせて親身に対応してくれる不動産会社に仲介を依頼することがおすすめです。今回の記事では、土地を早く売るための方法や注意点を解説します。

目次
  1. 土地を早く売却するには
  2. 土地を早く売却する方法4選
  3. 土地を早く売却する際の注意点
  4. 売れにくい土地を早く売却する方法3選
  5. 土地を早く売却したいなら三井のリハウスに相談!
  6. よくある質問
記事カテゴリ 売却 土地
2025.01.28

土地を早く売却するには

自身の望むスピードと価格で土地の売却を成功させるためには、ケースに応じた注意点を押さえ、最適な売却方法を選択する必要があります。

たとえば、転勤や相続、住み替えなどの理由により土地を早く売却したい場合、買取による売却も手段の1つです。しかし、買取での成約価格は、仲介で売却する際の相場価格の6割~8割程度になってしまうという注意点もあります。

今回の記事では、土地を早く売却する方法や、条件ごとの注意点についてご紹介します。

早く売却したい土地

土地を早く売却する方法4選

土地を早く売却する方法は主に以下の4つです。

・実績のある不動産会社に仲介を依頼する
・必要書類や各種申請の事前準備を入念に行う
・相場を把握しておく
・契約形態を慎重に検討する

土地を早く売却するには事前の情報収集や準備が欠かせません。これらのポイントをしっかりと把握し、最適な売却を実現しましょう。以下で、それぞれの方法について詳しく説明します。

実績のある不動産会社に依頼する

土地を早く売却するには、土地の需要を正確に理解し、適切な売り出し価格を設定したり、多くの買主候補に物件を見てもらったりすることが重要です。そのため、買い手とのつながりが多く、豊富な取引実績がある不動産会社は、土地を早く売却するうえで強力なパートナーといえるでしょう。特に、最近はインターネットで物件を探す買い手が多いため、インターネットでの集客に強い会社を選ぶのがポイントです。

三井のリハウスでは、豊富な取引件数と地域に密着した店舗展開、全国規模の集客基盤を生かしてお客さまの売却活動をサポートします。特に、ホームページの集客力を生かした売買戦略に強みを持ち、さまざまな広告活動で多くの買主さまに告知することができます。実績のある不動産会社をお探しの方は、ぜひ一度お問い合わせください。

●土地売却のお問い合わせはこちら

実績のある不動産会社の営業担当者

必要書類や各種申請の事前準備を入念に行う

土地の売却には、所有権移転登記にまつわる書類や土地の境界について証明する書類、本人確認書類など、用意しなければならない書類が数多くあります。買主が見つかった際、売却手続きがスムーズに進むよう、早めに準備を始めておきましょう。

たとえば、事前に売主が用意する書類は、その取得方法を確認して入手しておくとよいでしょう。また、司法書士や不動産会社による作成や確認が必要な書類もあるため、それぞれの書類について取得先や作成方法、依頼方法についてもあらかじめ把握しておきましょう。

●土地売却における必要書類について詳しい記事はこちら

●所有権移転登記について詳しい記事はこちら

相場を把握しておく

相場を把握しておくことで、不動産会社による査定額が妥当かどうか判断しやすくなります。売り出し価格も迷わず設定できるでしょう。

土地のおおまかな相場を把握する際は、実勢価格(過去の取引事例)を参考にするか、以下の公的な指標を参考にするとよいでしょう。

・公示地価
・基準地価
・固定資産税評価額

公示地価や基準地価、固定資産税評価額は国または各都道府県が算出した値で、納税や公共事業用地の取得価格算定の際に用いられます。各指標は、特性上実勢価格と異なる点に注意が必要です。

●公的機関の土地評価方法について詳しくはこちら

また、三井のリハウスのホームページでは、エリアや駅から相場を簡単に調べることができます。ご所有の土地周辺の相場情報や、エリア内での購入希望者数、三井のリハウスでの売却実績などが分かるので、ぜひご活用ください。

●エリアや駅から相場・価格を調べたい方はこちら

土地を早く売却する際に重要な相場価格推移

契約形態を慎重に検討する

土地の売却では、不動産会社に仲介を依頼するための媒介契約を結ぶのが一般的です。契約方法は主に以下の3種類です。

・一般媒介契約
・専任媒介契約
・専属専任媒介契約

上記契約の主な違いは、契約期間中に媒介契約を同時に結べる不動産会社の数と、不動産会社専用の物件情報共有サイト「REINS(レインズ)」の登録が義務付けられているかどうかです。一般媒介→専任媒介→専属専任媒介契約の順で、不動産会社の果たす責任は重くなります。

比較項目不動産会社との媒介契約REINSへの登録義務自己発見取引
一般媒介契約複数の会社とできるなしできる
専任媒介契約1社のみあり(契約から7日以内)できる
専属専任媒介契約1社のみあり(契約から5日以内)できない

専任媒介契約の場合は2週間に1度以上、専属専任媒介契約の場合は1週間に1度以上の頻度で、売主へ売却活動の進捗を報告することも義務付けられています。また、自己発見取引とは、不動産会社を介さず売主が買主を自分で見つけ、直接取引することを指します。自己発見取引は、一般媒介契約と専任媒介契約の場合のみ可能です。

土地を早く売却する際の注意点

土地を急いで売却しようとするあまり、本来の相場より低い価格で売却してしまうことがあります。相場より低い価格であれば買い手が付きやすくなるといえますが、相場より低い分、本来であれば得られた可能性のある利益を失ってしまいます。早く売りたいと焦って損をしないよう、競合物件がいくらで売り出されているかを把握して、適切な売り出し価格を設定するようにしましょう。

土地を早く売却する際の注意点を踏まえた売却活動

売れにくい土地を早く売却する方法3選

駅から離れた土地や郊外の土地、形状がいびつな土地など、一般的な土地に比べて売れにくい土地の売却に困っている場合は、以下でご紹介する方法を試してみるとよいでしょう。

・不動産会社や売却条件を見直す
・知り合いや隣人へ売却交渉する
・買取を検討する

以下でそれぞれの方法について詳しく説明します。

不動産会社や売却条件を見直す

なかなか買い手が見つからない場合、以下の理由が考えられます。

・売り出し価格が高過ぎる
・適切な広告活動がなされておらず、買主の目に留まっていない
・不動産会社のサポートが手薄

上記に心当たりがある場合は、依頼する不動産会社を変更したり、媒介契約を見直したりすることで問題が解決する可能性があります。

売主の要望に寄り添いつつ、競合物件の状況や需要を踏まえた販売戦略を提案してくれる不動産会社に依頼しましょう。

三井のリハウスは、全国規模のネットワークと豊富な取引実績のノウハウを生かした販売戦略をご提案し、売却活動をサポートします。土地の売却でお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

●土地売却のご相談はこちら

知り合いや隣人へ売却交渉する

一般的には売れにくい土地であっても、土地に縁故がある知り合いや近隣に住む人、特に地続きの土地の所有者にとっては魅力的な場合があります。このような人に売却を持ちかけることで、売却につながる可能性もあるでしょう。

ただし、見知った間柄の人と土地売買の取引を行う場合でも、不動産会社に仲介を依頼するのがおすすめです。個人間の売買だと、契約条件をめぐってトラブルが起き、関係性がこじれてしまう恐れがあるためです。知り合いだからといって直接取引せず、不動産のプロに仲介を依頼するのが安心でしょう。

土地の売却成立に際し握手する男性

買取を検討する

ここまでご紹介した2つの方法でも売却が望めない場合は、買取も1つの手です。しかし、買取の場合、成約価格は相場価格の6割~8割程度になることが一般的です。そのため、どうしても早く売りたい事情がない限り、仲介で買い手を見つけられるよう不動産会社に相談しましょう。

●不動産の処分について詳しい記事はこちら

土地を早く売却したいなら三井のリハウスに相談!

ここまで、土地をできるだけ早く売りたい場合に検討すべき方法や注意点について解説してきました。土地を早く売りたい場合、事前準備や相場の把握、売却条件の見直しなど、さまざまな対応が必要です。

売却に向けた準備は複雑なため、売主個人のみで行うことは容易ではありません。そのため、信頼できる不動産会社に仲介を依頼して、各種書類手続きや販売活動をサポートしてもらうとよいでしょう。

三井のリハウスでは、豊富な取引実績と全国規模のネットワークを強みに、できるだけ早く・高く売れるよう売主をサポートします。土地を早く売却したいという方は、ぜひご相談ください。

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よくある質問

ここでは、土地の売却に関する、よくある質問をご紹介します。

土地を早く売る際のよくある質問

土地を早く売りたい理由は?

土地を早く売却したいときの理由として考えられるものは、主に以下の3点です。

・税金の負担が大きい
・市場価格が高騰しているタイミングで売りたい
・土地の管理が面倒

土地の所有にかかる費用には、固定資産税やエリアによっては都市計画税があります。節税対策の1つとして、土地を早く売りたいと考えるケースも多いでしょう。

また、土地の市場価格は変動するため、市場価格が上昇したタイミングで土地を売れば、その分高値で取引できます。価格が下がらないうちに、早く売却したいという気持ちになるでしょう。

さらに、定期的な草刈りや不法投棄されたゴミの処理など、土地のメンテナンスにかかる負担を減らすために売却を検討することもあります。

失敗しないためのコツは?

土地を早く売るうえで失敗しないためのコツは主に以下の3点です。

・スケジュールをきちんと立てる
・書類の不備に注意する
・実績豊富な信頼できる不動産会社に仲介を依頼する

上記のコツを押さえて、スムーズな売却を成功させましょう。

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監修者:三上隆太郎

株式会社MKM 代表取締役
大手ハウスメーカーにて注文住宅の受注営業、家業の建設会社では職人として従事。
個人向け不動産コンサルティング会社のコンサルタントやインスペクターを経験し、中古+リノベーションのフランチャイズ展開、資格の予備校にて宅地建物取引業法専属講師など、不動産業界に幅広く従事。
https://mkm-escrow.com/